Hotori Title 2

Vol. 26

97. 5.28 (Wed)



Photo 1
天気がよくて新緑がまぶしくて....いい感じすぎです。
 琵琶湖博物館へ来るのが復活して2週目。今日はすっごくいい天気。やっぱ、博物館に来るときはこうでなくちゃ....と、何度となく思ったことをまた思う。午前中、用意してきた作業を行おうと思っていたら、担当者がいなくてどうするかなぁ、と思っていたところH君が「今日はいい天気ですねぇ、デジカメで写真取らないんですか?」と言ってくる。ちょっと躊躇ったものの、作業は進めようがないし、毎日博物館に来るわけでもないから貴重なチャンスだし、と自分を納得させつつ(^_^;;)、その言葉にのって博物館の裏手へ10分ほど写真を撮りに出かける。

 ぽかぽか天気に青い空。そして花壇には色とりどりの花が咲いている。博物館に来る人は、ほとんどが表玄関から入って館内を回って表玄関から出ていく。当然と言えば当然なのだけど、こちらの裏手は琵琶湖を見下ろせるベンチもあるし緑も多いし、こっちへ足を運ばないのはもったいない限りだ。博物館は入場料を払ったらシールを服に貼り付けることになっているので(以前、問題になっていたけど...→Vol.9参照)、館内外には自由に出入りして良いことになっている。せっかくなのだから、こっちにも来ればいいのに....


Photo 2 Photo 3
博物館裏側(湖畔)の遊歩道から、博物館を見上げる。 きれいな花に思わず接写(^_^)


 ひとしきり写真を撮って館内に戻る。久しぶりに良い写真が撮れたなぁ、と思ってしまう(上記写真)。こういうことをしていると「仕事ではなく単なる来館者で来て、ゆっくりのんびり昼寝でもしたいなぁ」と思わず考えてしまうのだが....(^_^;)。

 その後、昼休みにH君が「さっき撮った写真見れないんですか?」ってなことを言ってくるので、メディア・ラボのテレビに映し出す。もはや私のDS-7も旧型になっているのだが、こういう使い方ができるデジカメはやっぱり手放せない。「へぇ〜、こうやってすぐ見れるって便利ですね」と、たまたま部屋にいた学芸員の人も感心している。私にとっては“いまさら”なんだけど、まだまだデジカメも市民権を得るほどではないのだなぁ....

Photo 4
今日来ていたチンチラ君は、カメラを向けると興味深そうに近づいてきます(^^)。
 博物館では大量に写真データーが保存されているが、それを使う場合に焼き増しすることはほとんどないみたいである。いつもPhoto CDからコンピューターにデーターを読み出して、それをピクトロ(高いカラープリンタね)で出力している。ピクトロの出力も1枚あたりの単価は結構するのにナゼ?と思って聞いてみると、焼き増しするとその度にネガが傷むからだそうだ。それでネガはきっちり保管しておいて、通常はPhoto CDからピクトロで出力、という方法を採っているみたいなんだけど、お金はかかってるよなぁ(^_^)。おまけに普通のプリンタに出力しようとして、間違えてピクトロに出力してしまってることも少なくないみたいだし....もったいないお化けが出そう(^^;)。

 午後からは情報利用室で作業していたのだが、またまたチンチラ君が登場していた。先日のビッキー君と違って、人なつっこく元気いっぱい。しかし本当に可愛いわ。ネズミの仲間ってことなんだけど、風貌や走る姿はウサギに似ている。ヒゲがピクピクしているのだけど、それが元気な証拠らしい。


 そんなこんなしている時に、あるインストラクターの女の子としゃべっていたら「最近インターネットしているんです」だって。まぁ、別にそれは珍しくないと思うんだけど....

「そーいえば、博物館のホームページって誰が作ったんですか?」

「おれ」

「地味ですよねぇ(笑)」

うぅぅぅぅ。また言われてしまった....(T_T)。つ、つらいもんがあるなぁ....友達やら学芸員の人にも何度となく言われたけど、インストラクターの女の子にまで言われちゃって....くそーここまで言われて、黙ってるんか>おれ。もう事情やらなんやらの問題じゃないだろ>おれ。某所の仕事も今週で完全にケリがつくから、余裕が出来たら絶対何とかしよう>おれ。予算が付くとかじゃなくて、もうこうなったら意地みたいなもんだ>おれ。

 とかなんとか思いながら、色々と事情やら言い訳やらしてみるけど、なんか虚しい(^_^;;)。う〜ん、情報利用室メニューの季節バージョンといい、なんかこういうのって、すぐ意地になるなぁ>おれ(^_^;;)







 
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