SideB Again

湖畔の博物館へ、もう一度
Vol.6 「琵琶湖博物館5周年」 Page2

 

くすんでいるが色づいてる烏丸半島の街路樹

ちょっぴり紅葉している烏丸半島周回道路の街路樹
(琵琶湖博物館バス停前付近にて)

 秋の夕暮れは早く、午後4時過ぎだというのに既に陽は大きく西に傾き、比叡山へ沈む準備をしている。西日に照らされた湖面を左手に見ながら湖岸道路を北上し、琵琶湖博物館のある烏丸半島付近に着くと、時計は既に4時半を回っていた。

 今日は風が強く、もはや烏丸半島のシンボルになってしまった感のある巨大風車「くさつ夢風車」も勢いよく回っている。聞くところに依れば、最近はあまり故障しなくなったようで、これからの季節、このあたりはどんどん風が強くなるので、風車がグルグルと勢いよく回る光景が日々見られることだろう。

 駐車場に車をおき、琵琶湖博物館へと歩きながらふと見ると、烏丸半島の周回道路の街路樹は既に紅葉していた。多少くすんでいるが、色づいている。昔、毎週のように琵琶湖博物館へ来ていた時代の印象としては、博物館の敷地内のものを含め、烏丸半島にある木々はほとんど紅葉しないという印象があったが、そうでもなかったようだ。

 湖岸道路脇の木々を含め、どこもまだ紅葉してなかったのに、ここだけ紅葉しているというのも何か変だが、ちょっとだけ高台にあり琵琶湖を渡る冷たい秋風にさらされているため、少しばかり色づくのが早かったのだろうか。そんなことを思いつつ、夕暮れの陰の中、博物館へと向かった。

 博物館は既に閉館時間間際であり、入館可能時間帯も過ぎている。というわけで、今回は館内を回ることなく、ご機嫌伺い程度にスタッフルームへお邪魔するだけとなった。ま、一応元関係者ということもあって、警備員さんに断って裏から入れてもらうことに。

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