Vol. 55
秋本番ともなれば、平日の琵琶湖博物館は遠足の小学生でいっぱいである。今日は夕方近くになってから博物館に来たので子供たちは帰った後だったが、昨日朝から博物館にいた時は、ホントものすごかった。特に昨日は雨だったせいもあって、他の場所に行く予定だった学校も琵琶湖博物館に切り替えたりして、ひときわ多くの学校がきていたようである(それでももっと学校団体が多い日もあるというのだからビックリする)。
小学生団体の群れ。ピーク時にはもっと多くの小学生がアトリウムに溢れてます。 |
小学生の団体が数多く来館している間、図書室や情報利用室あたりにしばらくいると、その子供たちの喚声が絶え間なく聞こえてきて、それだけで疲れてしまうような気がする。まぁ、仕方ないといえば仕方ないのだが、他の来館者、特にゆっくり博物館を見て回ろうとする人たちにとっては辛いところだろう。小学生の団体は午後3時ごろになると、ほとんどが帰ってしまうので、ゆっくり見たい人は、午後2時半か3時くらいになってから来館されることをお勧めしたい。
しかし小学生の団体がたくさん来るのは良いとしても、子供たちの荷物を企画展示室の前にズラ〜ッとならべて放置しておくのは、あまり見てくれの良いもんではない。雨降りだったせいか、集合と点呼もアトリウム(入館してすぐの吹き抜けホールのところ)で行われていたが、来週から企画展示室でギャラリー展示が始まるとどうなってしまうのだろう?と思ってしまう。
博物館の担当者の方々も色々と苦労されているだろうし、限られたスペースしかないので妙案もないのかもしれないが、無節操に小学生団体を受け入れてしまわず、1日に受け入れる学校数をある程度制限したりしないのかなぁ、と傍目には思ったりする(しているのかな?)。そういえば昨日はずっと雨だったし、小学生たちはどこで昼ご飯を食べたのだろうか?
雨といえば以前にも触れた思うのだけど、雨の日やこれからの夕暮れの早い季節の午後4時や5時、アトリウムがすごく暗い。昨日もまた感じたから書いてしまうのだけど....とにかく吹き抜けの天井から照らされるライトは補助光みたいなものなので、外光がほとんど入ってこない状態では、とにかく暗くて暗くて陰気な感じが倍増してしまう。
「くつの絵」展覧会。アトリウムのエレベーター脇で。26日まで。 |
一朝一夕には変えられないことではあるだろうが、いつも雨の日に琵琶湖博物館に来ると気になるところ。今日は久しぶりに晴れた日に来たのだけど、ここ最近いつも博物館に来る時は、雨か曇りの日が続いていたから、余計に気になってしまったのかもしれないなぁ(^_^;)
さて、6日からはアトリウムで、「くつの絵」の展覧会が開催されています。これについては前々回、前回で触れた通りですが、これから26日(日)まで開催されています。一通り博物館の展示を回って最後にアトリウムに戻ってきた時に、ちょっと見てもらうのも良いのではないかと思います。
秋色に染まる琵琶湖 |
できることならベンチに座って、爽やかな風に吹かれながら、夕暮れに染まる琵琶湖をずっと眺めたい気分だった...
比叡山に沈む太陽と琵琶湖博物館 |
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