Hotori Title 2

Vol. 53

98.09.17 (Thu.)



はっきりしない天気
今日は一日、はっきりしない天気。ところでこの休憩所から見える花壇、以前はきれいな花を植えていた時もあったのに、最近はずっと雑草のまま....
 琵琶湖博物館といえば、日本最大の湖「琵琶湖」をバックに水族展示も日本最大の淡水水族館というのがウリだが、某ゲーム雑誌に依れば、お隣の岐阜県にも大きな、というか一風変わった淡水魚水族館ができるそうである。ゲームメーカー最大手のセガと岐阜県などが提携して、現在建設中の東海北陸自動車道の川島パーキングエリアに併設して作るとのこと。「世界淡水魚園エコリウム」と仮称されているように、世界の淡水魚に焦点を当てた通常の水族館のほか、CGによるバーチャル水族館技術も取り入れられるそうだ。

 このCG技術によるバーチャル水族館は、セガがすでに実用化しており、京都駅ビルにある京都ジョイポリスで観ることができる(ジョイポリスはセガが全国各地に作っている屋内アミューズメント施設。巨大なゲームセンターとも言えるが、街のゲームセンターとは少々感じが違う)。京都ジョイポリスのバーチャル水族館はさほど感動するものではないが、日々急速に発展しているCG技術なので岐阜にできるものはかなりパワーアップされるかもしれない。

 もっともこの計画は建設省や日本道路公団が進めているハイウェイオアシス構想に、ゲームだけでなく広くアミューズメント施設を手がける方向を目指しているセガが結びついたものであり、この施設自体も最終的には水族館を中心とした一大アミューズメント施設として予定されているわけで、琵琶湖博物館とはトータルとして全く目指す方向は違うように感じるけれど、同じ淡水魚水族館を持つものとして、ちょっと気になったりした。まぁ、個人的にもセガのゲームは好きですからね(笑)


くつの絵展示
アトリウムのエレベーター下には、くつの絵の応募作品が展示されています。
 それはさておき、今日は琵琶湖博物館に入ってすぐのアトリウム(正面玄関から入ってすぐのメインホール)のエスカレーターの下に、何やら展示が....。見てみると展示されているのは、先日まで募集していた「くつが主人公の絵を描いてみよう!!」に応募された作品である。全部で42作品。募集も突然のことだったみたいだし、さほど募集期間も長くなかったのにそこそこの作品数が集まったものだと思う。このSide-Bでも告知を行ったが、果たしてどこまで役に立ったかは疑問だけれども、とにかく良かったという感じ。

 で、単に応募された作品を展示しているだけでなく、ニューヨークのブルックリン・チルドレンズ・ミュージアムに送る10作品をこの42作品から選ぶために、来館者に投票を行ってもらうために掲示しているとのこと。ふ〜んという感じで作品を見ているとディスカバリールーム担当のYさんが「ぜひ投票してくださいね」と半ば強引に投票用紙を渡してくれた(^_^;)

 この「くつが主人公の絵を描いてみよう!!」応募作品への投票は、9月23日まで受け付けているそうなので、それまでに琵琶湖博物館に行かれる方は、ぜひぜひ投票してみてください。小学生の描いた力作が展示されています。

 さて、夏休みも過ぎ去り、秋の遠足シーズン、観光シーズンにはまだ間があるせいか、館内は至って静か。来館者数も少な目のようだ。7月から夏休み期間を狙って展示されていたトンボの企画展も、来週23日までである。前回書いたように、この次の企画展は来年1月までなく、またしばらく企画展示室も使われないままでもったいないなぁ、と思っていたら、来月からギャラリー展示というものが行われるそうである。


くつの絵投票
くつの絵の応募作品から10点がNYの博物館へ。その選考のため、来館者による投票が行われています。
 このギャラリー展示というのは、企画展示を行ってない期間、企画展示室のスペースを貸し出すような形で展示を行おうという試みのようである。もちろん、貸し出すといっても琵琶湖博物館内であるので、琵琶湖博物館にとってそれなりに相応しいものでなければならないのだろうが、ともあれ企画展示室という広いスペースの有効活用という趣旨に基づいたものらしい。まぁ、あまり詳しくは知らないのであるが...

 それで今回のギャラリー展示第一弾は「ワクワクたんぼ体験」と題されたもので、そのタイトルどおり、たんぼやお米に関する展示を行うようである。滋賀県農政水産部というところが主催する(琵琶湖博物館も共催)。たんぼ体験といえば、琵琶湖博物館でも1年間通したイベントとして「たんぼ体験教室」というものをやっている。そして博物館のたんぼもある。博物館から裏手(琵琶湖が一望できる方向)に出て、散策道で駐車場や芝生広場に出る途中でみることができると思う。そういう意味では、琵琶湖博物館と密接に関連したギャラリー展示と言えるかもしれない。

 この「ワクワクたんぼ体験」、開催期間は来月10月13日(火)から11月15日(日)まで。普段の企画展と違って、追加料金はなし。普通の常設展示を観る料金で、このギャラリー展示も観ることができるとのこと。これは良いですね(^_^)。さらに、このギャラリー展示の関連行事として、10月17日(土)には琵琶湖博物館内のホールで「農と環境を考えるつどい」なるシンポジウムが行われるほか、11月1日(日)にはミニ探訪ツアー「里山観察会」、同8日(日)にもミニ探訪ツアー「コンニャクづくりと手漉き和紙見学」というイベントが行われるそうである。興味ある向きは公式ページをみて参加してみてはどうでしょうか。

 というわけで、少々琵琶湖博物館の宣伝ばかりに終始してしまいましたが、これからの季節、琵琶湖博物館もそうですが、烏丸半島にピクニック気分で来るのに良い頃になります。最近は私もあまりしてませんが、湖畔の芝生広場で、お弁当を広げて昼ごはんを食べるのは最高です。烏丸半島には湖畔に沿って周回散策道もありますから、家族連れで遊びに来るにはピッタリですよ。


追伸

 先日ある方からメールをいただきまして、身体障害者の無料になる条件についてご意見をいただきました。受付業務を担当しているインストラクターさんたちを束ねる方に確認したところ、滋賀県内の身体障害者の方は無料になりますが、付き添いの方については、介護が必要とされる身体障害者の付き添いの方(一級、準一級)のみが無料になるとのことです。

 また、滋賀県外の身体障害者の場合は御本人については有料ですが、県外から来られた人の場合でも付き添いが必要な方の場合は、付き添いの人は無料になるそうです。パンフレットその他には明記されていませんが、そういうことですので、このSide-Bの案内には追記しておきます(近くF.A.Q.を更新しようと思っていますので、その際にはF.A.Q.にも追加しておきます)。







戻る Vol.52へ Vol.54へ トップページへ




All right reserved 1998 by だぶる☆えっち