Hotori Title 2

Vol. 44

98.04.28 (Wed)



 「最近Side-Bが更新されてないですね〜」この頃、そんな言葉もかけられる。何人かの人に言われて、久しぶりに(^^;)このSide-Bを見てみれば、Last Updateが4月1日になっている。もう1ヶ月も更新してない....(^_^;;;)

琵琶湖を眺める中学生たち
気持ちの良い春の陽気に誘われて、遠足の生徒たちも思わずみんな外へ(^_^)
 が、Side-Bどころか日記のページですら長い間書いていない。それ以前に生活そのものが破壊されている(^^;)。正直なところ、ホームページを書く暇があるなら1分でも長く寝たいという状況が続いているのだ。更新頻度が落ちてしまうときには、それはそれでたいてい気にしているのだけど、ここ2〜3週間は気にも留まらなかったくらい。なんせ毎日1時2時、下手すると3時過ぎまで仕事している。もちろん午前の、である。

 そんなわけで昨晩も寝たのが朝4時前。起きたのは7時前。3時間睡眠で死にそうなはずなのだが、私が琵琶湖博物館に来る時にしては、超久しぶりに良い天気のせいか、眠気も晴れて、なんか元気になった。元気というよりは、妙にハイといったほうが良いかもしれない。

 こういうことを言っているから、インストラクターには「琵琶湖博物館にリフレッシュに来ているんですよね」なんて言われる。いや、インストラクターだけでなく、あらゆる人にそう思われているようだ....事実そうかもしれない。毎日事務所にこもってコンピューターとにらめってしている私にとって、晴れた日の琵琶湖博物館の景色は、元気を与えてくれる素なのは間違いない。


湖畔で水遊びに興じる生徒たち
あまりの暖かさのせいか、生徒たちは水際に出て楽しんでいました。私も湖畔で昼ご飯が食べたかった....
 さて、前置きがやたら長くなったが、博物館の方は春休みを過ぎて2週間ほど落ち着きを取り戻していたものの、そろそろ春の遠足シーズンに入りはじめ、平日も再び喧騒に包まれるようになったようである。今日も10時くらいにアトリウム(正面玄関先の吹き抜けホール)に出ていると、小学生に中学生、高校生と色々な年代の遠足、校外学習の集団が次々やってきた。まるで有名観光地で修学旅行の集団がはちあわせになっている状態である(っていうか、やっぱ琵琶湖博物館って観光地? ^_^;)。

 私の感覚としては、まだ4月なのにもう遠足?なんて思うのだが、学校によっては進級によるクラス替えがあったのち、なるべく早く遠足などでクラスの親睦を図るという考えがあるせいらしい。でもこれがゴールデンウィークを過ぎれば、さらに多くの学校団体が押し寄せてくるのは昨年の例を思い出すまでもないでしょうね....ちらっと耳にしたけれど、ゴールデンウィーク明けの金曜(8日)は、翌日の土曜が休みなこともあり、すごい数の予約が入っているそうな....

 過去にも色々と書きましたが、学校が琵琶湖博物館を利用するのは良いとしても、あまり学校団体が多いと一般のお客さんは迷惑この上ないし(数の問題もあるが、家族連れと違って友達同士だから騒ぎ立てがち)、どれだけ博物館の意図を感じてもらえるか、また先生が博物館の意図を理解して生徒に見学させるか、その辺は考えないといけないんじゃないでしょうかねぇ。

 そういえば先週だったか、琵琶湖博物館に来た時にある光景に出くわしました。A展示室からB展示室へ向かう途中の休憩場所。博物館内で唯一タバコの吸えるところです。ちょうど私もタバコを吸いにそこへ行ったときの話。

女子高生「せんせ〜、タバコ吸っても良いかなぁ〜?」

先生「別にいいけど、俺は見てないことにするからな」

女子高生「見てないことにねー」

 いかにも体育教師という感じなジャージ姿の先生と、普通っぽい女子高生。そして何人かの女子高生はタバコを吸いはじめていた。

 別に高校生がタバコを吸うな、とかいうつもりもない。個人的には女の子があまりタバコを吸うのは好きじゃないけど、私も高校生の時にタバコを吸っていたから、人のことを言えた義理ではないしね。

 でもまぁ、校外学習とかで来ている場で、先生の前で、堂々と吸っている女子高生たちと、それをさも理解のあるふうに見せかけている先生。なんだかなー、という気分になった。思いとしては、それ以上でもそれ以下でもないけど、そういうのを見ていると、別に博物館に来ても遊園地に来ても一緒だよね、と思う。っていうか、私個人の経験からしても、中学生や高校生なんかはそうとしか思えない。

 博物館の利用案内にも記載されているけど、滋賀県内の学校が学校行事として利用する場合って入館料無料になるんですよね。別にそのことについて私がどうのこうの言える立場でもないけど、こうやって時々琵琶湖博物館に行って学校団体に出くわして見ている限り、個人的には、小学校はともかく中高生は無料にする意味がないんじゃないかな、って思う時もある。

 なんか博物館という「文化」施設だし、入館料無料だから遠足・校外学習に利用している、なんていうお手軽な気持ちで利用している学校がどれだけあるのか、時々知りたく思うんですよね。入館料無料というメリットを外したら、どれだけの学校が利用しようと思うのか、部外者ながら知りたくて仕方がない(^_^;)。ま、野次馬根情的な思いですけど。


遊歩道
まさに新緑の季節。博物館裏手の遊歩道沿いの木々も緑鮮やか。そして遊歩道沿いには色とりどりの花が植えられはじめてます。
 さてさて話は変わって、4月も終わろうとしている今日、館内では新人さんの顔も見掛けるようになってきたり、色々な関係でしばらく顔を見なかった人にも会えたりした。ゴールデンウィークを迎えて忙しさ倍増のはずのインストラクターさんたちにも、新人さんが配属されていた。昨年と違い、今年は4月の後半まで研修があったために、しばらくは3分の2の人数でがんばっていたのは前回書いた通りだが、その新人さんが先輩たちとともに通常の業務に就いているみたいである。いきなりゴールデンウィーク、そしてその後は春の遠足シーズンということで、最初っから大変だろうと思うが、がんばってね(^_^)。

 人出の方は相変わらず日曜日はそこそこ多いという話だが、土曜日は意外と少ないらしい。土日休みの人たちは、日曜日でなく土曜日が狙い目かも。子供さんと一緒になると土曜日に学校がある場合もあるだろうが、デートなどには土曜日が最適と言えるでしょう。何度も言ってるけど、是非晴れた日に来て欲しい。今の陽気ならホント、気持ちの良い1日が楽しめることでしょう。

 と、そんなわけで琵琶湖博物館の方は特に事もなく平穏無事であるようなので、あまり書くことがなかったので、なんかつまらない話をしてしまった(^_^;)。最後に、この1ヶ月で聞いた面白い話を一つ。


新緑の季節
生活実験工房のあるあたりから博物館本館を望む。本当に緑が眩しい。
 以前、C展示室の「農村の暮らし」の展示、つまり琵琶湖博物館のウリの1つである茅葺きの富江家をそっくり再現した展示のところで、展示の富江家のトイレを本当のトイレと勘違いして?用を足したおばあちゃんがいた。このことは昔かいた記憶があるのだが、今回はそれを上回る出来事が起こったらしい。

 それは富江家の納屋(もちろん展示)の横で立ちションをしていた人がいたという話である(^_^;)。ま〜男だったら立ちションの1回や2回はするだろう。けれど野外で立ちションする人はいても、建物の中で立ちションをする人は(酔っ払いを除いて)いないと思う。が、その人はやっていたそうな。

 確かにC展示室2階の天井は高い。ドーム上になっていて、展示を全て取り払えば、ちょっとした体育館である。富江家の展示はもう全く昭和30年代の家そのものである。だから立ちションしてしまう気持ちも分からなくはない....わけないだろ!(笑)

 ちなみに立ちションしながら咥えタバコをしていたそうである。発見者?のインストラクターKさんによれば、そのタバコを注意しようとしたところ、ジャボジャボジャボ....という音がしていたそうである。

 その時の光景を想像するだけで、未だに笑いを禁じ得ない私である(^_^;)。







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