Hotori Title 2

Vol. 42

98.03.18 (Wed)



琵琶湖大橋方面
いつものように博物館裏手から北に琵琶湖大橋・比良山方面を望む。
 久しぶりに素晴らしい天気。2月の終わりから春を思わせる暖かい日が続いていたのに、このところ季節が逆戻りしたかのような時雨模様だった。でも今日はポカポカ陽気に真っ青な空である。春霞もなくて本当に気持ち良い。

 2週間ほど前にデジタルカメラを1年半ぶりに新調した。最新機種(FinePix 700)を発売直後にゲットして....という話はレビューやサンプル画像も含めて、別のところに書いてあるので、ここでは省略(^_^;)。とはいうものの、あまりの天気の良さに今日は早目に来て、開館前から周囲の景色なんぞを撮ってみたりする。先週博物館に来た時はまだまだ使い慣れずに、館内で撮った写真はダメダメだったし、外は雨でキレイな景色も撮れずだったので、その欲求不満を爆発させた感じである(^-^)

 そして館内でも色々と写真と撮ってみて....と思ったのだが、撮る以前にインストラクターの女の子に「撮ってくださ〜い」と言われたりする(^_^;;)。まぁ、今月いっぱいで辞める人も多く、ある意味インストラクターをしていたという証拠が欲しいのかもしれない。

 そう3月といえば卒業式で、4月にかけて異動やら入学進学などなど一年で一番別れと出会いのある季節。のはずなのに私の場合、10年ほどあまりそういうことが頻繁に起こる環境にいなかったゆえ、実感としてそういう季節感がなかった。が、琵琶湖博物館ではやはりそういうことはあるわけで、インストラクターも3分の1近くが入れ替わるようだし、学芸員の中でもお世話になったWさんが某大学の方へ転出される。私にとって琵琶湖博物館は、まわりの風景とともにそういった季節感を感じられたりする場所になりつつある。


比叡山方面
博物館西側、烏丸半島港と琵琶湖の先に比叡山を望む。
 さて、今日(3月18日)の京都新聞の夕刊に琵琶湖博物館の広告が載っていた。「見つめよう、京都・滋賀 1998 平成新名所」というシリーズものらしき企画に掲載されていたのだ。最近は新聞・雑誌やTVで琵琶湖博物館が取り上げられていても、「あ〜また出てるね」という感覚になりつつあるくらい良く見る(^_^;)。未だに博物館内でTVや新聞の取材をみかけることが多い。

 もっとも大津に移りすんで、なにかとこちらの情報を目にするようになったせいとか(だいたい京都新聞なんか大阪に住んでいたら絶対に読むことないし)、そういうことかなぁと思ったのだが、意外と東京に住む友人に聞いても「あぁ、琵琶湖のそばのやつ?TVで何回か見たよ」なんて言うやつが少なくないのだ。

 もっとも琵琶湖のそばにあるといって分かっても、滋賀県に有るといって分かってもらえる人は(特に関西以外では)意外に多くない。滋賀県って琵琶湖のイメージは確かに大きくて、滋賀県→琵琶湖のイメージはあっても、逆に琵琶湖→滋賀県っていうイメージが薄いような気がする。ネット上で話していて「琵琶湖って何県に有ったんだっけ?」「滋賀県ってどこに有るんだっけ?」という類の質問はかなり接したことがあるしね(笑)

 別のところで書いたのだけれど、FinePixのサンプルを撮影しに地元の大津港に行って、その良さを感じたりしていた。琵琶湖博物館と合わせて考えると、大阪から日帰りドライブorデートなんかにはバッチリなところなのである。だけど、まだまだ知られてないかも。大津に移り住みながらも、遊びやレジャーのベースが大阪・神戸にある私としては、もうちょっと大阪方面へのアピールもあって良いんじゃないかなぁ、って良く思う。

 ともあれ一時期落ち込んでいた来館者数も、季節が良くなって増えてきた感じ。3月は試験休みなどの間に来る学校団体も多かったようだが、そろそろ春休みになるわけで、子供たちや家族連れが多くなるのだろう。今日のところは、学校団体が少なかったせいか非常に落ちついていて、来館者数も多すぎず少なすぎずという非常に良い感じであった。

 B展示室からC展示室へ向かう渡り廊下から階下を見れば、幼稚園の団体が博物館裏手でお弁当を広げていて、いかにも日和の良さを感じさせるものだった。ホント、春だ。


瀬田方面 夕暮れ
博物館より南側。大津や瀬田方面を望む。 夕暮れの琵琶湖博物館を裏手の生態観察池周辺から。





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