Hotori Title 2

Vol. 30

97. 8. 6 (Wed)



0806-2
平日の来観者も多くて子供が多くて....夏休みですねぇ
 夏まっ盛り〜〜!なはずなのに、ここのところ台風やらなんやらで雨模様ばかり。博物館に来る時も6月からほとんどの日が雨や曇りの天気ばかりのような気がする。7月に2回ほど晴れた以外は、あいにくの天気ばかりで、デジカメで夏らしい写真もあまり撮れない(^_^;)。

 と言いながら、デジカメで写した写真をコラージュしたものをプリントアウトして学芸員の人やインストラクターの女の子に配ったりしている昨今。ちょうど前回書いた花火大会の時の写真のコラージュを翌週に何枚かプリントアウトして配ったら、やけに好評だったので、調子に乗って以前に写しておいた冬や春頃の写真のコラージュもあわせて配ったりしているのだ。いつもながら、こういうことは寝る間を惜しんでやってしまうのだった....

。  ま、元々写真嫌いだった私だから(おぃおぃ)、あまり写真の取り方もファインダー見てシャッターを押すくらいしか知らないし、私のデジカメももう旧タイプだし、プリンターも自宅のインクジェット・プリンターで打ち出しているだけだし....と思っているのだが、写真ほどキレイじゃないにしても、パッと見はいい感じなのである(自分で言うのはなんだが....^_^;;)。で、予想以上にウケちゃって、調子ぶっこいちゃってる(笑)


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フロアートークも子供たちで大盛況。内容も夏休みにピッタリ!?
 今まで、デジカメの画像はここにあるようにweb上には最適だとは思っていたけど、プリントアウトではどうかなぁと思っていた。でも、今回キレイさでは定評あるPM-700Cを買って、実際に色々試してみると意外にいける。インクジェットということで水には弱いけど、それさえ除けば博物館にあるピクトロ(超高いカラープリンタ)と見た目は遜色ない(かも ^^;)。光沢紙で出力すれば、なんというか写真っぽい仕上がりになるしね。

 デジカメも今のは、私が持ってるのと同じVGAクラス(640*480ドット)でももっとキレイに写るし、一クラス上のXGAタイプ(1024*768ドット)なら、普通のプリント写真と同じサービス版くらいで出力したら、パッと見では普通の写真と変わらないと思う(ちゃんと見れば普通の人でも分かるが)。それにこうやって「大したものでもない」と自分で思っているものを渡しても、非常に喜んでくれる人が多いのを見ていると、やっぱり写真って品質より写ってる内容が第一なんだなぁ、って再認識。それにしても数万円のデジカメと4万円ほどのプリンタで、ここまでできるなんて良い世の中になったもんだ(^o^)

 ま、それを考えると、最近博物館のピクトロは調子が悪くてH君が苦労しているし、おまけにOHPだの人に見せるだのでガンガン出力しているのを見ているので、それなら各研究室でPM-700Cを買った方が安上がりでいいのではないだろうか、と思える。ランニングコストも安いしねぇ。以前書いたように、博物館では撮った写真は全部PhotoCDにしていて、それをピクトロで出力してプリント焼き増し代わりにしているから、20万くらいのデジカメを買っても元取れるような気もするし。ここまできたら徹底的に入力から出力までデジタル化すれば、と思う。


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ザリガニの子供。かなり近づけて撮っているので大きく見えますが、結構小さいです。手前にいるやつは指先程度。
 さて博物館の方は、夏休みということで予想通り子供や家族連れでいっぱいである。それも今日は先週先々週よりも増えているような気がする。インストラクターの方に聞いてみると「雨降りの予報だったから多いのでは?」ということ。?な感じなのだが「海や琵琶湖の浜に行けないからでしょう」と言われて納得。なんでも昨日の大雨の時は、今日よりもはるかに人が多かったらしい。あの大雨の中、満員盛況なんて信じられないけど....まぁ、子供には勝てないということでしょうか。

 そういうこともあってか、一時期は閑古鳥の鳴いていたフロアートークも、最近はそれなりに人が集まっているようだ。インストラクターさんが盛んに声をかけたりしているせいもあるだろうが、今日なんかは「ザリガニの生態」ってことで、まさに夏休みにピッタリの話題。水族展示のタッチングプール(魚やザリガニに触れるところ)で、実際に子供さんにさわってもらいながらの説明。いいですよね、こういうの。まさに“博物館”。

 私もちょっと写真を撮りながら説明を聞いていて、へぇ〜〜と思うことも多かった。アメリカザリガニが日本に最初に持ち込まれたのは食用ガエルの餌用だったとか、最初は20匹程度だったのがこんなにどこでも見かけるほど広まったとか、そして今まで気がつかなったんだけど、ザリガニって本当に小さい生まれてちょっとしてから、あの成長したザリガニと同じ形しているんですよね。ミニチュアみたいで、非常にカワイイです(^_^)。


0806-3
実際に子供たちに見せて触らせる...今日のフロアートークは松田学芸員。丁寧な説明で分かりやすかったです。
 フロアートークではザリガニの雄雌の見分け方も説明していましたが、ディスカバリールームでは蝉の抜け殻をたくさん見せていて、そこで雄雌の見分け方を教えていました。どちらも似てましたね。なんて、仕事の合間に教えられることが多い博物館。ここしばらくプライベートでは来てませんが、ゆっくり見たいなぁ、って思ったりします。

 夏休みも半ばで、これから後半になれば、自由研究やら宿題やらで、子供たちはもっと別の意味で、博物館を活用しに来るのではないかな〜と思いつつも、全然宿題をやらなかった自分の小学生時代を思い出してしまった....(^_^;;







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