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Vol.1
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湖岸道路(矢橋帰帆島付近) |
3月、5月に引き続き、今月に入ってまた起きた突然の出来事に、急遽大阪へ戻ってきて1週間が経つ。そうそう驚くばかりの出来事、特に実家へ駆けつけなければならないことが起きるとも思わないが、実際にそうそう起きてしまったのである。 ともあれ一息をつくことができ、週明けに東京へ戻る前に、少し息抜きにと、久しぶりに琵琶湖博物館を訪れることにした。久しぶりといっても、半年前に行っているのだが、この半年にあまりに色々なことがあって、半年前がたった半年前とは思えないくらい昔に感じるのである。 お祓いをしておきたいという母親とともに、京都の城南宮へ行ってご祈祷をしてもらったのち、母親を京都駅まで送り、その足で琵琶湖博物館へと向かう。うだるような暑さと照りつける夏の日差し。そして京都は、その地形を以って、いっそう夏の暑さを増幅させている。 ★ 京都駅から琵琶湖博物館へ行くのには、京都東 IC から名神高速に乗り、瀬田西 IC で降りて湖岸道路を北上するのが一番速い。だが、久しぶりに京都から滋賀へと車を走らせているのだからと、特に裏道などを使うことなく国道一号線を進み、山科から逢坂山を越えて大津に出、大津駅を越えたところから浜街道へ出て、近江大橋から湖岸道路を北上するという経路を採った。 浜街道を東に進み、近江大橋を渡って湖岸道路を北上するコースは、その昔、仕事で琵琶湖博物館に赴いていた時のお決まりの経路であった。晴れた日に近江大橋を渡るのは、本当に気持ちよい。真夏のキラキラした湖面も、真冬の北風に煽られた湖面も、その向こうに見える比叡山の山並みとともに大好きだった。今日も真夏の日差しに照らされた湖面が気持ちよさそうである。 近江大橋を渡った後、ちょっとした近道を通って湖岸道路へ。夏休み前とはいえ、天気の良い土曜日、湖岸道路の車の量も少なくはない。それでもそれなりの速度で、まずまず快適に北上する。助手席の窓から湖面の輝きが飛び込んでくる。この道はこうやって快調に流れていると、ホントに気持ちの良い道である。景色の変化には多少乏しいものの、ご機嫌なレイクサイド・ドライブが楽しめる。 |
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