Vol. 1
そんな芝生の上のベンチで、遅い昼食をたべ、これを書いている。
2年半、色々な形で携わってきた琵琶湖博物館が後ろに建っている。
晴れた日は本当に良い景色です。琵琶湖が目の前に広がり、その先には比叡、比良山系が連なり、南側は大津まで見通せます。 |
博物館は幸いにして、秋篠宮夫妻を迎えての開館式典、シンポジウム、内覧会を経て、日曜の正式開館には1万3千人の人が来館した。その後も平日ながら1日4千人の人が来館している。そして今日も多くの人が来館している。小中学校の遠足、家族連れ、学生カップル、お年寄りの仲良しグループ。平日なのに意外にカップルや家族連れが多い。
本当にいいところだと思う。博物館と言いつつ、水族館も統合されている展示内容も悪くないが、そのロケーションを私は高く評価したい。滋賀県に博物館を、観光地を作るなら、ここしかないというところ。
琵琶湖博物館のウリの1つ「水族展示」の中でも一番人気のところ。大きな水槽の中をくぐり抜ける水中トンネル風になっています。休日は身動きとれないほど。 |
潮の匂いがしないのは、波の音がしないのは、仕方ないけれど、この海のない県では、ここしかない。そんなところ。まだ建物が完成してない頃から何回か来ているが、本当にそう思う。
いくつかの展示に関わっているが、開館後に時々来てはメンテしているのが情報利用室。最新鋭のマックをベースに館内案内、MPEG2のビデオライブラリ、各展示室のDirectorムービーを見てさわることができる。こんなところにも意外に多くの人が来て楽しんでくれている。今日は12ブースあるところが、常にほとんど埋まっている。実際に分かって使ってもらっているのかどうかは分からないけど(^_^;)、ゴチャゴチャやってくれているだけで嬉しい。2人がけの半個室的なシートは、カップルの良い場所かもしれない。時々、恋人が寄り添ってうたた寝している(^o^)。
琵琶湖博物館のコンセプトが如実に表れているものの1つ「ディスカバリー・ルーム」。子供たちが遊んで親しんでもらえることを目的としたところ。 |
やっぱり「創る」ということは、最大限自分を刺激し、その完成は自分の達成感と満足感を充足してくれる。何日も徹夜しようと、会社に泊り込みであろうと、何十時間連続で起きているような状況になろうと、その思いを感じる代償とすれば、極めて安いものかもしれない。
また1つ、忘れかけていたものを再発見した気がする。
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